北欧デンマークメーカーLibratonの完全ワイヤレスイヤホンTRACK Air+を詳しくレビュー。ノイズキャンセリングにトークスルー、アプリ連携、独立して使えるなど全部入りに近いスペックのイヤホン。※アプリのアップデートがありました。詳しくは長いのでアプリの項目に記載しています。
Libratone という会社にについて、2009年創立のデンマークのコペンハーゲン本社を置くオーディオメーカー。リブラトーン=「LIberty」「Tone」を組み合わせた造語らしいですね。おしゃれ北欧会社です。
詳しくメーカーを知りたい方はこちら
また「Liberty」自由と言う単語は多くのイヤホンで見かけますね。
スペックイヤホンの寸法・重量
- 寸法:32 x 22 x 19mm
- 重量:5.6g
- 充電ケースの寸法・重量
- 寸法:29 x 63 x 43mm
- 重量:36g
- 多彩な専用アプリ Libraton
- Bluetooth 5.0
- aptX対応、AAC対応
- IPx4 防水・防汗仕様
- 最大30dBのノイズキャンセリング機能
- ワイヤレス充電可能
- ドライブユニット 2 x 5.3mm
- 最大30dBまでの調整可能ノイズキャンセリング機能
- または周囲音のモニタリングモード(外音取り込み)
全部入り近いにスペックのワイヤレスイヤホンだと感じました。
ノイズキャンリング付きイヤホン 防水防汗 IPx4
防水機能が付いているのでIPx4とは言え安心感があります。汗はちょっと気にはなりますが。
付属品
付属品は良くある感じですね。
- TRACK Air+ イヤホン(充電ケースを含め) x 1ペア
- イヤーピース x 4種類
- USB-Cケーブル x 1本
- 取扱説明書 x 1
スカンジナビアンデザイン
イヤホンの形は不等辺三角形。三角形の部分にメーカーロゴが入っている。
こちらの説明書類はちゃんと日本語対応でした。使い方やクイックスタートガイドなど親切ですが、このワイヤレスイヤホン自体の詳しいスペックも記載が欲しかった。
同梱のタイプC充電ケーブル長さ:104㎝(端子から端子まで)ワイヤレスイヤホン付属の充電ケーブルとしては長い方だと思います。使う人によっては助かるかも?
TRACK Air+ イヤホン本体
TRACK Air+のイヤホンは2カラーありブラックとホワイト。ブラックは全て黒では無く外側がグレー。
外側のグレー部分は触った感じプラスチックではなく鉄っぽい感じで質感がいい。
裏側には充電接点があり見えずらいですが、先端部分にLR右左の印字があります。
外側が「不等辺三角形」内側にビーンズサイズ本体、イヤーピースの順になっています。見た目はほんとスタイリッシュ。
不等辺三角形先端におそらくですがマイク穴があります。
イヤーピースを取り外した状態、取り付け部分はノギスで測り約6mmありました。サイズ的に小さくないのでイヤーチップの取り付けしやすい。
分かりずらいですが手に持つとこんな感じです。イヤホン本体はコンパクトの部類で、耳に装着してみると三角部分が飛び出すがイヤホンが小さい事が分かる。
デスクで撮影しながら気づいたのですが本体が磁石みたいになっていて近づけると反発しあう。
同梱のイヤーピース
サイズは初めから本体取り付けてあるチップ合わせ4種類、ちなみに開封時点で取り付けてあるはSサイズ。サイズ:XS / S / M / L イヤホン本体の写真でも記載しましたがチップを取り付ける部分が6㎜程で取り付けやすい。
触ってみる分かりますがかなり柔らかく、JBLとの比較になりますがJBLは結構硬めで、メーカーによって結構違いあるのでおもしろい。ふにゃふにゃしていて耳に付けると、優しいイヤーピースだと分かる。硬めのと比較するととてもいい。
形は丸ではなくお椀型でブラック。メーカーHPの詳細に素材の記載は無し。
TYPE-C対応のケースはどんな感じか?
蓋に丸い窪みがありメーカーロゴマークである小鳥さんが印字されている。北欧っぽくおしゃれです。質感はツルツルしていて滑る。
自分は2,3ヵ月使っているので拡大すると傷があるのですが、開封時は傷一つなく綺麗です。このイヤホンケースはタイプC充電対応でワイヤレス充電にも対応し抜かりないという感じケースサイズも小さい。
ケース内部にホワイトに光っている箇所のみLED、その下に丸いボタンが多機能ボタンが配置されている。
イヤホンをケースからめちゃくちゃ取り出しにくい!
まずケースにイヤホンを仕舞うとこんな感じです。定番のマグネットでスポッと入りずれもなく充電される。イヤホンを寝かせて入れる仕様でうどんタイプではないですが、飛び出しているタイプは縦に入れるほうが取り出しやすい。
めちゃくちゃ取り出しにくい。
自分で購入しレビューしているので忖度するつもりは全く無いですが擁護できない。落とす確率が確実に上がります。これで取り出しやすいという人は指が極端に細いかこのケース以上に取り出しにくいケース保有者だと思います。悪く言うわけでありませんが本当に取り出しにくいんですよね。注意が必要です。このイヤホンここだけは本当に残念ポイントです。
片耳はもちろん!独立して使える!交互にも使える?
独立して使えます。このイヤホンの良いところは独立していてまた左右どちらでも片方のみで通話ができるというところです。独立して使えるとは片方のイヤホンをケースに入れ充電し、もう片方を使える事を指しています。この使い方は特に家事や子守などに便利です。また寝ながら使ったり、「外音取り込み機能があるだろう?」と言われそうですが、両耳付けていて痛くなったら交互に使いたいなど周囲の音を自然に聴きたいなどが理由です。
iPhoneで使う際の最低音量は?
視聴者さんに教えて頂いて以前知ったのですが、iPhoneはワイヤレスイヤホンを使うと最低音量が大きくて寝れない!確かにandroidと比べたら比較にならない程、大きくしうるさい。
それがこのLibratone Track Air+は最低音量が小さくiPhoneで寝れるようになりました!(主観)
全てのイヤホンで最低音量が一番小さいイヤホンは正直わかりませんがこのTrackAir+は小さい方なんじゃないかと思います。まだ動画を作ってないのですが動画でなんとか比較できたらしようと思います。
接続方法と再接続リセット方法
1、左画像 Bluetooth設定画面「TrackAir+LEFT」を接続
2、中画像「ペアリング」をタップ
3、左画像 「TrackAir+Left」 「TrackAir+Right」 2つ登録されれば成功
購入時はケースに入れ開くとペアリングモードになります。
「TrackAir+Rgiht」が認識、接続できない場合
TrackAir+Left 接続後「headset」という名前で登録され「TrackAir+Right」の名前に変わり登録されます。「headset」の名前から変わらない場合1.イヤホン本体をケースから取り出し再度、ケースに仕舞うと「TrackAir+Right」と認識します。
上記手順で「TrackAir+Right」が登録されない場合
どうも接続に関しては失敗することがあるようです。自分の環境だけかも?
1.端末側で「TrackAir+Left」を削除
2.ケース内部の「多機能ボタン」を長押し
3.ボタン上部のLEDが速く点滅
4.再度スマートフォン側のBluetooth設定より接続
Bluetoothペアリングモードが有効になっているとLEDが点滅し続けます。自分も試しに何度もやりましたが失敗するときもありますがちゃんと接続されます。ボタン長押しでBluetoothリセットですが、イヤホン本体を初期化とかもあるんじゃないか?(アプリ側からはできます)と思い色々やったんですが途中でやめました。これで繋がらなくなったらと思うと嫌なのでどうしても繋がらなくなった際に試そうと思います。Anker Soundcore Libety NEOは片側だけ使ったり裏技?的なのがあるのであるんじゃないかと思いました。分からないですが。
Youtubeのコメントで「接続できませんどうすればいいですか?」
TrackAir+の動画はまだ出していないですが他のAnkerの動画などに、上記コメントを頂き自分もできる限り分かる範囲でコメント返しさせて頂いてますが、メーカーの手順方法やリセット色々試してみてダメなら、ガッカリしますが初期不良だと判断し、返品や交換が有効な期間のうちに購入店やメーカーに対応してもらうのがでいいです!
忖度するつもりは無いので初期不良の場合は返品交換対応してもらうのがいいです。ちゃんとしたメーカーやお店は対応めちゃくちゃ良かったりしますからね。初期不良に当たってもアフター対応が良く、次も買おう!とか、このお店は!このメーカーは!安心できる!みたいに自分はなります。逆に嫌がるも店やメーカーもありますよね。売ったっ切り・・みたいな。
こんな時本当の姿が見えるような気がします。
アプリと連携
スマホアプリはリブラトーンのロゴ小鳥マークでシンプル。
アップデート内容
- 新機能の音質モードの選択を追加(androidフォンと細心のアプリで動作)
- イヤホンがフル充電されない問題を改善します
- 通話中に時々発生するエコーの問題を改善し通話品質を向上しました
- その他アプリとの通信の最適化や、全般的なパフォーマンスの向上とマイナーバグを修正しました
- 非常に低い音量で再生した時に発生する電磁ノイズの問題を修正しました
- 特殊なケースですが、通話中に発生するエコーの問題を修正しました
アップデート内容はアプリより引用
アップデートには約15分掛かります。 油断して写真とれなかったのですが、アップデート完了時LEDがピンクに光ります。2020/05 アップデートについて記事内容編集
リブラトーンアプリ立ち上げ画面
マニュアルでノイズキャンセリング調整
ノイズキャンセリング 0-30db マニュアルで調整可能。 スクショの真ん中数字の下「マニュアル/SMART」でマニュアルで操作可能
面白いのが画面中央のアニメーションがノイズキャンセリングのレベルによってウォーキング、オフィス、カフェ、飛行機電車などその環境例を教えれくれる。
SMARTモードとは?ノイズキャンセリング
SMARTモードとは?
SMARTモードはユーザーの環境や動きに応じて適切なノイズキャンセリングレベルに自動的に調整します。
SMARTを選択、左画像:マニュアルからSMARTへ切り替え
右画像:自動的に環境音を判断しノイズキャンセリングを調整してくれる
周囲の音をモニタリングについて
下のボタンを右にスライド:周囲の音をモニタリング
イヤホン:2回タップでON/OFF
これをONにすると文字通り周囲の音が聞こえる
音楽を聴いている状態でONにすると音楽の音量が下がる
スマホの音量を上げ下げかイヤホン本体操作でアプリ不要でOFFに
この自動的にOFFにしてくれる機能がすごく便利です。
例えば
1.マニュアルで好みのノイキャンレベルを設定しておく
2.周りの音を一時的に聞きたい時にONにする
3.元の設定にはアプリ操作なしで戻せる
電話とLINEでの通話品質は?
電話はクリアに聞こえ問題なく通話ができました。
LINEは途切れる事はありませんでしたが、ノイズが入ることがありました。
使う環境でかなり変わると思うので断言はできませんがポケットにスマホを入れている時の通話はたまにノイズが入る事がある。くらいでしょうか自分の環境ではこんな感じです。
アプリでの音の設定
音は3種類でオリジナル、低音、高音のみでちょっと残念。
イヤホンで操作でできる事
ダブルタップ、トリプルタップで操作できるようになっている。また右左とも同じ項目を設定できる。左のみでしかできないなど他のワイヤレスイヤホンにありがちだが、トラックエア+は上記操作はどちらの耳にも割り当てることができる。これが意外と便利で利き手があったり、右でスマホ、左でメイン操作など状況によっては助かると思う。画像左:ノイズキャンセリングモード切替で自動外音取り込み、ノイズキャンセリングモードがイヤホン本体で切り替え可能。
イヤホンのタッチ操作はどうか?
赤色が部分が一番良く反応する。次に青が反応しやすく次に黄色は反応はするがしない時もある。感度は良すぎず軽く触れても反応しないので誤動作防止にはいいかもしれない。必死に調べても操作すると鳥さんロゴマーク位置付近を触るので問題ないか―と感じました。
タッチは「トントン」って感じでこの音が耳の中に響き気になる。この操作方法の比較だけではプッシュ式だがJabraの方が耳には優しい。
TrackAir+の音質はいい?
libratoneの製品仕様のページに
「基の音源をそのまま忠実に再現されるように設計しています。」
この一文を見て自分は購入を決めました。
音質の良いところ
色付けされていない音質と感じる。
耳が聴き疲れしない。
高音域がクリアで綺麗(明瞭)。
気になるところ
低音好きにはおすすめできない。
イコライザーが無いので音質を調整できない。
悪く言えば「音質悪くないかなー」と感じる。
音の表現はとても難しいですが、1つだけはっきりした事が言えるのは「低音好き」「ドコドコ」好きな人には全くお勧めできません。基の音を再現と言うだけあり自分は「モニターイヤホン」みたいに使えるのではないかと言う理由で購入しました。優しい音で聞きたい、耳疲れしたくない方にはアプリ連携からノイズキャンセリング、周囲の音のモニタリング、防水機能などスペックはいいのでおすすめです!
TRACK Air+はおすすめか?
ケースからの取り出しにくさと価格帯に価値を見出せればおすすめです!ですが現在greenfundingにてTRACK Air+SE(スペシャルエディション)」が発売されるのでそちらも候補に上げ発売価格の差で、購入を検討する方が良さそうです。スペックの違いは風切りオンモードとイヤホン本体ロゴがゴールドになっているだけかな?詳しくは見てないので言及は避けますが気になる方はこちらをどうぞ。
記載販売価格が29800円とあり自分がTrackAir+を購入した価格が22000円台なので
価格が購入の決め手になるかもしれないですね。
クラファン割引価格でお安いうちに買うのもいいかもしれないですね。
※この情報は2020年4月現在の情報で今後変わる可能性あるので販売サイト、メーカーサイトご確認ください※
TrackAir+ イヤホン 良いところ
- 独立て使え、また左右どちらでも通話も可能
- ワイヤレス充電、タイプc対応
- デザイン装着感共に良くスタイリッシュ
TrackAir+ イヤホン 気になるところ
- 価格がちょっと高い 他のイヤホンと比べ価値を見出せるか
- お世辞にも取り出しやすいと言えないケース
- TrackAir+SE販売でこのイヤホンの立ち位置
はい、と言う事でレビュー書いてきましたがいかがだったでしょうか。
また最後までお読みいただきありがとうございました。